レジストラ移転の手続きが完了いたしました

先週末から着手していた「knowledge-ex.jp」ドメインのレジストラ移転ですが、昨日夜に無事、完了いたしました。

今までのレジストラ・ホスティング業者のサービスでは、ドメイン管理とホスティングが不可分となっており、ドメイン管理レジストラを他業者に移転するには、同時にホスティングサービスも解約しなければいけませんでした。しかも、解約すると即ホスティングが使えなくなってしまう契約形態でした。ドメイン管理レジストラの移転にともなって、Webやメールを停止しなければいけなかったのは、それが主な理由です。

今回の場合、レジストラを移転するには、

(1) 利用者(私)が、旧事業者(移転元)のサービスを解約(この時点でWeb・メールがストップ)
(2) 利用者が、新事業者(移転先)に対してレジストラ移転を申請
(3) 利用者が、旧事業者に対してレジストラ移転を実施する旨を連絡
(4) 新事業者から、旧事業者に対してレジストラ移転の承認要求
(5) 旧事業者が新事業者に対してレジストラ移転を承諾
(6) 新事業者がレジストラ移転を実施
(7) 利用者が新事業者の提供するホスティングサービスを契約(これは必須ではないです)

という手続きが必要でした。特に懸念していたのが(5)がどれくらい時間がかかるかでした。
事前に問い合わせたところ、「他部署にて支払い状況に問題がないか確認する必要があるため数日かかる可能性がある」という回答を受けていたからです。「他部署にて確認するため」っていうのが理由になるのか?という気もしたのですが、その会社にはその会社の事情というものがあるのでしょう。

結局、2/9(金)の夜に(4)が実施され、(5)が完了したのが、2/14(水)の夜でした。
連休があって営業日的には丸2営業日くらいで処理が完了したので、まぁそれなりの早さで処理をしていただいたのだと思います。

以上、弊社の事例でした。参考になりましたら幸いです。

風に負ける乗り換え案内

今日、明日は幕張での仕事です。

京葉線は風が強いとよく止まってしまうらしいのですが、今日も強風の影響とかで帰りの電車が遅れておりました。実は今日は幕張の仕事の後、別のお客様のところへ訪問があったのですが、電車が遅れると何が困ると言えば、事前に検索しておいた乗り換え案内の時刻とずれてしまうことです。

電車が止まったり遅延したことで、到着が遅れてしまうのは止むを得ないのですが、それでも可能な限り早く到着したいですし、お客様のスケジュールが詰まっている場合は、終了時刻がずらせないので予定した打ち合わせや作業の内容が全て消化できないおそれもあります。

ということで、再び乗り換え案内の出番となるのですが、遅れを生じていると時間が合わず頭でいろいろ計算しないといけないので、結構イライラします。

世の中には、電車遅延を踏まえた最短時間を計算してくれる乗り換え案内サービスってあるのでしょうか?

シュレッダーを買いました

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今更ながら、弊社にもやっとシュレッダーが導入されました。某カメラ量販店で購入した2万円くらいのものです。

個人情報の厳重な取り扱いが求められるこのご時世で、まる1年もの間いったいどうしていたのか?と思われるかもしれませんね。弊社は創業当初はオフィスはなく、自宅兼でした。実は自宅には創業前からもともとシュレッダーがありまして、最初のうちは自宅でシュレッドしていたのです。

今のオフィスに入居後、買わなきゃ買わなきゃと思ってはいたのですが、なんとなく後回しになって、今まで来てしまったというわけです。

ではその間、たまった個人情報はどうしていたかといいますと、内緒でごみ箱に…ということはもちろんないのですが、すぐに破棄しないといけないものは、手動(ハサミですね)でチマチマと裁断し、そうでないものについては、鍵付きのキャビネットに全て保管してありました。

とはいえ、さすがにキャビネットの容量もだんだん限界に近づいてきました。そこでようやく、シュレッダー導入となりました。

整理整頓は仕事の基本とよく言いますが、私の机もこれを機に普段から整理整頓を心がけたいと思います。

あまり良くない傾向

昨日まで三連休でしたので、今週はちょっと遅い週明けになりましたね。
私はといいますと、土曜日は外出したりしてプライベートの時間を過ごしたのですが、日曜、月曜は特に予定がなかったこともあり、少し積み残していた仕事をダラダラとやっておりました。

正直、あまり良くない傾向です。

去年の3月に会社を設立したとき、フリーランスで自宅勤務していると、平日休日の境目なく仕事をしてしまうので気をつけないといけない、と思ったのですが(@ITの記事でもそのあたり少し書かせていただきましたが)、どうも最近それに似た傾向が出てきていると感じています。

しかも、最近は「平日に収まらなくても、土日を使ってキャッチアップすればいいや」という気持ちがどこかにあって、これを考え始めると、平日の生産性を追求しようというモチベーションが下がってしまうことになりかねません。

もっとアグレッシブな気持ちで「平日も全力でやっているが、それでも足りないので土日もさらに頑張る」ということならばまだいいと思うのですが、最近の自分はちょっと良くない傾向にあると思い、反省しています。

実は、皆さんの見ている前でこのように書くことで自分を追い込んでいるのですが、良くない傾向を断ち切れるように、今日から切り替えていきたいと思います。

花粉症かもしれません

私は北海道出身で、上京して8年くらい経つのですが、去年か一昨年あたりから、ちょっと花粉症の気配がしていました。気配、なので鼻水が止まらなかったり、むずむずして目が覚めたりとか、具体的な症状まではいっていなくて、ただ、ときどきムズムズするなぁ、と感じることはありました。

ただ、どうも今年は、くしゃみが何度も出たり、鼻をかんでいることが多かったりなど、結構花粉症っぽい症状が出ているような気がします。

仕事柄、鼻声で仕事をするのはあまりよろしくないので、そろそろ本気で対策しないといけないかもしれません。

認めたくないんですけどねぇ・・・。

ビットラボラトリ共催コースが一部リニューアルされました

昨年より共催しているビットラボラトリさんと弊社のJava/Web入門コースですが、このたびJava基礎コースをリニューアルいたしました。

これまで、「1日速習コース×3コース」でJavaの基礎を学ぶ構成になっていたのですが、カリキュラム内容を見直し、内容を厳選することで、同範囲の学習内容をなんと「1日速習コース×2コース」に集約しました。

忙しいエンジニアの皆様にとりましては、今まで以上に短期間でスキルアップしていただくことが可能なカリキュラムとなっております。また、日程につきましても、3月からは2日間連続で開催いたしますので、短期集中で学習していただくことができるようになります!

是非、この機会に新コースの受講をご検討くださいますよう、お願い申し上げます。

ビットラボラトリ・ナレッジエックス共催コース(2/22より順次開講)
実践 Java 速習1
実践 Java 速習2

knowledge-ex.jpドメインのレジストラ移転

以前のエントリでも書いたのですが、諸般の事情によりまして「knowledge-ex.jp」ドメインを管理しているレジストラを、現在の業者から、他の業者に移転することとなりました。

詳細については、弊社ホームページ
【緊急・重要】サーバメンテナンスに伴う弊社Webサイト・メール送受信の停止につきまして
でもお知らせさせていただいたとおりです。

ここから引用—————————————————-
【緊急・重要】サーバメンテナンスに伴う弊社Webサイト・メール送受信の停止につきまして

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたび、大変急ではございますが、2007年2月9日(金) 17:00~2月13日(火) 17:00の間、弊社サーバメンテナンスに伴い、当Webサイト「www.knowledge-ex.jp」および、「knowledge-ex.jp」ドメインでのメール送受信が停止いたします。

なお、メンテナンス期間中におきましては、汎用JPドメインの「knowledge-ex.jp」ドメインに代わりまして、一時的に「co.jp」ドメインの「knowledge-ex.co.jp」ドメインにてWebサイト・メールサーバが稼働いたします。

メンテナンス期間中の弊社Webサイトの閲覧に関しましては、
「http://www.knowledge-ex.co.jp/」を、メールの送受信に関しましては、弊社宛メールアドレスのドメイン部分(@から後ろ)を「knowledge-ex.co.jp」(exとjpの間に.co.を追加)に変えていただければ、メールの送受信が可能となっております。サーバ停止期間中に弊社サイト閲覧および、弊社宛にメールでのご連絡が必要な方は、どうぞこちらをご利用ください。
電話・FAXにつきましては、従来通りの番号にてご連絡いただけます。

お客様・お取引先様におかれましては、大変ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご了承のほど、お願い申し上げます。

敬具

2007年2月7日

有限会社ナレッジエックス
取締役社長 中越 智哉
—————————————————-ここまで引用

可能な限り運用の中断期間がないように移転前、移転後のレジストラ業者に相談したのですが、どうしても数日の中断は避けられないという結論に達しました。そのため、連休を挟んでなるべく実害の出ないような期間を選ばせていただきました。

なお、当ブログのサーバは「mydns.jp」ドメインでの運用となっておりますので、この作業について影響を受けることはございませんので、引き続きご愛顧のほどお願いいたします。

インターネットも「メディア」です

このブログで今年からテーマのひとつに加えた「メディア・リテラシー」ですが、そもそも、私がなぜ「メディア・リテラシー」なるものに興味を抱いたかといいますと、とある飲み会で元上司の方に聞かれた話がきっかけでした。

子供向けにケータイとかインターネットの使い方を教える(というビジネス)はどうか、というような話だったと思います。私はそのとき、なるほど、それは面白そうなテーマだな、と思ったのです。

ただ、私は学校の先生ではないですし、正直に言えば、どちらかというと子供相手は苦手です(学生時代、塾講師のアルバイトをしていましたが、子供の相手をするのは本当に苦労しました)。そこで思ったのが子供たちの「親」はどうなんだろう、ということです。ケータイやインターネットは、親が子供のときには存在しなかった概念です。

メディアというと、報道機関や出版社が発するものだけを考えがちですが、ケータイやパソコンを通じてアクセスしているインターネット自体もまた「メディア」なのです。しかもテレビメディアや出版メディアとはかなり異質なメディアです。

親たちは子供が接しているメディアについて、実はよくわからないし、知りたいのではないかと。そしてそれをひもとくヒントが「メディア・リテラシー」にあるのではないかと思ったのです。

危険を感じるメディアがそこにあると、そのメディアを遮断することを考えがちです。
しかし、統制国家でない限りは、遮断は完全にはできないものです。表向き遮断することにより、そのメディアの情報は公には存在しないものとされますから、その情報の存在だけでなく、危険性も周知されることがありません。

私の解釈では、メディア・リテラシーとは、そういったメディアの情報から目を背けるのではなく、むしろその情報について適切に判断することによって、危険を避けるための能力でもあると思っています。

玉石混交といわれるインターネットに接するときも、メディア・リテラシーの知識はきっと役に立つ。
私はそう思いました。

ドコモとベネッセ、携帯活用のラーニング技術の実験

ケータイWatchさんの記事です。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/33045.html

ここから引用——————————————————-
 NTTドコモは、ベネッセコーポレーションと協力して、携帯電話で教材が利用できるようにするラーニングシステムの技術について、2月17日・18日に実証実験を行なう。

 今回、ドコモでは、総務省の委託事業である「平成18年度ユビキタスラーニング基盤の開発・実証実験」で、携帯電話とパソコンを使って教材などを共有してシームレスに学習できる技術仕様を策定した。これまで携帯電話向けeラーニングコンテンツの技術仕様は策定されていなかったが、今回ドコモではパソコン向け標準技術と互換性がある仕様を策定した。同社では「コンテンツプロバイダは、1つの教材をパソコン・携帯電話向けに提供できるようになる」としている。

 策定された仕様には、携帯電話の特性に配慮した形で、サーバーへのアクセス回数を少なくして本体に一定量のコンテンツをダウンロードしておく技術や、サーバーと携帯電話間の通信フォーマットなどが含まれる。
——————————————————-ここまで引用

eラーニングが教育の提供形態として注目されてから久しいですが、これからは携帯電話も教育で利用される場面が多くなってくるのかもしれませんね。
弊社が主にターゲットとしている教育、研修は、実機を使っての内容が多いですから、そっくりそのままこのプラットフォームに適用するのは難しいかもしれませんが、適用範囲を絞っていけば、マッチするところも多いのかなと思っています。

弊社もeラーニングについては少しずつウォッチしていますので、こういった技術もキャッチアップしていきたいと思っています。

ニュースは事件を選ぶ

ちょっと前のことになりますが、一時、飲酒運転による死亡事故がニュースメディアで大きくクローズアップされたことがありました。皆さんもご記憶に新しいところではないでしょうか。そのころは、ニュース番組でも連日のように飲酒運転の死亡事故のニュースが報じられていたような気がしますね。

年が明けて、この1ヶ月くらいの間に皆さんはニュースを見ていて、飲酒運転の死亡事故のニュースをどのくらい見た記憶があるでしょうか。たまには見かけることがあると思いますが、メディアで騒がれていた頃と比べるとあまり見かけなくなったと思いませんか。

これは、何を意味しているのでしょうか。

飲酒運転が社会問題化したことによって、社会全体の飲酒運転が減り、おのずと飲酒運転事故の件数も減った、だからニュースで見なくなった、という可能性も確かにあるでしょう。

でも、本当にそうなのでしょうか。

ニュース番組の放送時間は当然ながら無限ではなく、1回あたりの放送時間には限りがあります。全国ネットの放送局なら、日本全国に取材網があるので、ニュースになりそうな事件はかなり多くつかんでいるはずですが、放送時間には限りがありますので、できるだけニュースとして価値の高い(視聴者の関心を引きそうな)ものを取り上げようとする意図がどうしてもはたらきます。
飲酒運転が社会問題化していた時期には、それまでであればニュースとしての価値があまりなかったような飲酒運転の事件が、社会的な注目を集めていることでニュースとしての価値が高くなり、優先的にニュースに取り上げられる、というようなことが起きているのです。

このようにメディアは個々の報道においては「客観的な事実」を報道していたとしても、どのニュースを選ぶか、という判断に主観的な価値観を含めることで、世論に対して恣意的で大きな影響力を行使することもできてしまうのです。