[会社] 2008年を振り返って

ちょっと遅くなってしまいましたが、今年最後のエントリです。
今年も皆様には大変お世話になりました。深く御礼申し上げます。

おかげさまで、弊社はこの12月で3回目の決算を迎えることができました。
何も分からずただただ自転車を漕ぎつづけているという感覚ではあるのですが、それでもなんとか創立から2年と9ヶ月、弊社がやってこれたのも弊社に関わっていただいた皆様のおかげと感謝している次第です。

今年は、弊社として初の自社主催の研修を開催することができました。
自社で開催するということは、会場確保も、集客活動も、申込受付事務も、むろん講師も、自社で行わないといけないということで、手間ひまはかかるものです。しかしながら、弊社自身が一番お客様に提供したいと考えているものを提供できる機会が得られるということは弊社にとりましても、とても重要なことですので、来年度以降も引き続き行っていきたいと考えております。

そしてもう一方では、今年秋からの世界的な金融不安が日本経済にも大きな影響を及ぼしました。
こういった金融不安の影響は、弊社のような最下流に位置する会社にまで伝搬するまでにはタイムラグがあり、弊社は9月中旬くらいになるまで、そういった影響を現実に感じることができずにおりました。おそらく、最上流に位置する大企業などでは早くからその事態を深刻にとらえていたのではないかと思われますが、上流が投資を絞る→下請けや取引先が投資を絞る→孫請けやその取引先が投資を絞る・・・という流れがあるために、下流にまでその影響が実感をもって伝わるには若干のタイムラグがあったのではないかと愚かな想像をしています。

経済活動の停滞は、我々が生きるIT業界への投資の停滞をもたらし、それはすなわちIT関連の教育・研修への投資の停滞にもつながってゆくでしょう。
本年度以上に、来年度は確実、堅実な経営活動が求められることになると考えられます。

このエントリをご覧いただいている皆様におかれましても、決して楽観できない状況があることかと存じますが、そのような中でも、弊社はIT業界の発展をお手伝いすることで、微力ながら社会に貢献していきたいと考えておりますので、来年度も引き続き弊社にご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

それでは皆様におかれましては、良いお年をお迎えください。

[Rails] Rails3はMerbと統合される

というニュースが、昨日くらいから出てきています。

正直、Merbという単語自体はRuby関連のブログやサイトで最近よく目にしてはいるのですが、どんなものなのかは私自身まだキャッチアップできていません。

Rails3のベータリリースが来年5月くらいを予定されているようですが、Railsのバージョンアップは本当に早くて、研修事業者泣かせですね。Railsに関しては、継続的な研修コース開催というスタイルももちろん大事なのですが、それだけではダメなのかもしれないなあ、と感じ始めています。この開発サイクルにフィットした研修のあり方を模索しないといけないのかもしれません。

とりあえずは、Merb自体の勉強からはじめないといけないですね。

[会社] 年末調整と消費税関係の申告など

今日は、朝一番で蒲田税務署に出向いて、消費税関係の申告をしてきました。前年度の売上が一定額以上になると、翌年度から(弊社の場合、19年度の売上を基準に、21年度から適用)消費税納税対象事業者となります。逆にいえば、創立から3期目(今期)までは弊社は免税事業者だったということなのですが。

消費税の納税対象事業者になるので、前年度決算の実績、対象事業者としての登録、そして納税方式の選択の申告をすることになります。

法人消費税の納税方式には「簡易課税」という制度があります。これは、売上(収入)にかかった消費税額の半額を、「費用(支出)にかかった消費税」とみなして計算してよい、というようなものです。そもそも、法人においては、売上にかかった消費税額と、支出にかかった消費税額を相殺して納税するという仕組みになっており、もし、実際の費用にかかった消費税額が、売上にかかった消費税額の半額以下であれば、実際より相殺される額が大きくなるため、納税額がおトクになるということなのです。

サービス業の場合、全般的に簡易課税のほうがメリットが大きいことが多く、そんなわけで弊社も「簡易課税」方式で申告することとなりました。

そして、出社後は年末調整事務です。なぜ、12/24に年末調整なのかというと、年末調整をしないと12月の給与振込額が確定せず、支払い手続きができないからなんですね。 弊社(というか私)は年末調整事務をするのは今年で3回目ですが、どうにも慣れませんし覚えられません。毎年、年末調整のてびきなる冊子とにらめっこしながら処理をしています。年に1度しかやらない事務作業で、処理する件数も1件か2件なので、仕方ないといえば仕方ないのですが・・・。

午後3時を過ぎるくらいに、なんとか年末調整事務が終わり、そのあとは年賀状の印刷です。去年、今年と、市販の書籍にある画像を使って印刷しているのですが、来年こそは、もっとメッセージ性の高い、弊社のことをもっと知っていただけるようなオリジナルの年賀状を作らねば、と毎年思っている気がします。

仕事納めに向け、やらなければいけないことはまだまだ多いです。

[@IT] エンジニアライフにコラムを投稿しました

@IT自分戦略研究所のエンジニアライフに新しいコラムを投稿しました。是非ご覧ください。

IT研修インストラクターの「やりがい」とは

前回からだいぶ空いてしまいましたが、またぼちぼち投稿ペースを上げていきたいと思いますので、どうぞご期待ください。

[会社] オープントーンさんの忘年会にお招きいただきました

今日は、いつもお世話になっている株式会社オープントーンさんの忘年会にお招きいただきました。
オープントーンさんは創立6年とのことですが、優秀な社長さんのもと、どんどんと成長されています。弊社もよちよち歩きの会社といいつつ、もう創立から2年9ヶ月が経過し、もうすぐ3年になろうという状況ですが、オープントーンさんの成長曲線と比べたらなんと次元の低いことか。別にすべての会社が同じスピード、同じ規模で成長する必要はないとは思うのですが、自分が同じ状況の会社を経営していたらと想像すると、とてもこうはいかないのだろうなあ、と思ってしまいます。自分の無力さを実感させられて、場は楽しみつつも、帰り道は、自分はこれじゃいかん、これじゃあいかんと一人複雑な気分でもありました。

そういうのを考え始めると収拾がつかなくなるので、私は私のやり方で、たとえ亀の歩みでも一歩一歩着実に階段を上がるしかない、と思って頑張るのみなのですが。

それで終わってしまうとテンションの下がるエントリになってしまうので、最後に面白かったことを。
オープントーンさんの忘年会でゲストに来てくれたマジシャンDAIGOさん(某政治家の孫ではない)の、フォークを思いのままに曲げてしまうというマジックが、とにかくものすごかったです。本人曰く最近はテレビの出演オファーもあるのだそうで、これは写真を撮っておいてもらって後々有名になったときに自慢しよう!とミーハー魂を発揮して、写真を撮っていただきました。写真だと見にくいかもしれませんが、DAIGOさんが持っているアクセサリーみたいなものが、ぐにゃぐにゃに曲げられたフォークなのです!信じられない〜!

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[会社] 講師納め

本日が、本年度最後の研修講師業務でした。
いってみれば、「講師納め」というところでしょうか。

業務自体はまだまだ来週も続きますが、とりあえず本業?は無事に終えることができたということで、ほっと一息というところです。
昨年の今頃はインフルエンザに罹患して苦しんでいたような気がしますが、今年は予防接種もしましたし、幸いにして周囲にもキャリアがいなかったためか、今のところ健康状態は良好です。

このまま、仕事納めまで順調にいくといいのですが。

まだまだ、やらないといけない仕事は積み上がっていますので、もうひと踏ん張りです。

[会社] 控室の存在

今日は、とある業者様の研修でした。

多くの研修会場には、教室はあれど、講師控室があるところはあまりありません。
よその会場にお伺いする場合、自分のオフィスではないので、オフィスに自分の席はありませんから、講師は休憩時間も含めて、一日中教室にいることになります。ずっと受講者と同じ空間にいるのは、緊張状態をずっと強いられることになるため、かなり疲れることなのです。

今日おじゃました会場は、空いている教室を講師控室として用意していただいたため、講義の合間や昼休みの間は、つかの間ですがリラックスすることができました。

担当の方のお気遣いに感謝です。

[会社][お知らせ] 移転します

今日から、またブログ再開します。

ということで再開初日の内容はというと、会社の移転のお知らせです。現在、本店として登記している大田区創業支援施設は、入居年限が3年と決まっており、2006年6月から入居している弊社は、来年5月には退去しなければなりません。入居企業の間では、この施設が廃校になった学校の校舎を再利用しているところにひっかけて、「できるものなら何年でも留年したい」と言っている方が多くいるのですが、かく言う私も、同じ心境で、できればずっと今のオフィスにいたいところなのです。

しかしながら、この施設は創業期の会社を支援するための施設ですから、そういうわけにもいきません。

ということで、弊社も来年の3月くらいを目処に新しいオフィスを探そうと思っていたのですが、先月、思いがけずまた品川区の管理するオフィス用の施設で入居者募集があるのを発見しました。ダメモトで応募したところ、見事に審査をパスし、来月中に入居開始となりました(その施設は1月からの入居が条件となっているのです)。

まだ、正式な移転日時や、登記変更の予定など、詳細が決まっていないので、会社のホームページにはそのお知らせは上げていないのですが、決まりましたら順次ご報告する予定です。

[会社] 名刺の増刷

今年の夏ごろには、それほど減る機会のなかった自分の名刺ですが、10月を過ぎたあたりから、少しずつお配りする機会が増えてきて、11月の始めには、もうホントに4~5枚しかストックがなくなっていたので、増刷を行いました。

といっても、いち零細企業である弊社では、名刺は手作りで、画像処理ソフトで作った名刺画像を、インクジェットプリンターで印刷して作っております。

いろいろな方と名刺交換をさせていただくと、 意外と手作り派の方が多いのではないかとも思います。弊社の名刺には、まだまだ不満点が多くて、なんとか「ぱっと見では手作りと見えない」ようにしたいとは思っているのですが、それでも、妻と試行錯誤しながら仕上げたものなので、手前味噌ながらそれなりの見栄えにはなっているかなとは思います。

私が気をつけた点は以下のようなところです。

名刺サイズの用紙が直接印刷できるプリンタを使うこと。ミシン目が入っていてあとで切り離せるタイプの用紙に印刷すると、どうしてもミシン目が見えてしまうので避けたかったのです。

元画像は大きくつくること。弊社のインクジェットプリンターは 最大5760 x 1440 DPIの性能があるのですが、DPIとはDot Per Inch、つまり1インチ(2.54cm)あたりのドット数が最大5760ということです。縦方向と横方向で性能が違うので、少ない方向の1440DPIに合わせたとすると、名刺の横幅9.1cm(約3.58インチ)あたりのドット数は約5155ドットです。つまり横幅はそのくらいのピクセル数で画像を作っても十分印刷できるということです(間違ってたらゴメンナサイ)。それよりもあまりに小さい大きさで印刷すると解像度が低くガタガタした画像に見えてしまう可能性もあると思います。

Windows標準のフォントを使わないこと。MSゴシックやMS明朝などですと見慣れているのでどうしても手作り感が出てしまうと思いましたので、別のフォントを買ったり、別のプリンタに 添付されていたフォントなどを使って文字を作っています。

印字に失敗しているものは潔く廃棄すること。弊社で買ったインクジェットプリンターは家庭用なので全部の印刷がきっちりうまくできるとは限りません。目視でチェックして、あまりにも印字の汚い(インクジェットプリンターで印刷したなぁとわかりやすいもの)はシュレッダーにかけています。調子のいいときは、全部大丈夫なときもありますが、調子が悪いと、50枚単位で数枚は没名刺ができます。

そんなこんなでいよいよ師走に入り、11月中も思いのほか名刺の減りが早かったので、今月に入ってまた増刷しました(といっても、増刷単位は50枚ですが・・・)。 昨年、名刺印刷用のカードを大量に購入してしまったので、今後しばらくはお手製名刺が続くことと思われます。お名刺交換させていただいた際には、弊社手作り名刺の出来映えにもご注目いただければ幸いです(もちろん、こうしたほうがもっといいぞというアドバイスやダメ出しも歓迎です!)。