結婚式に大遅刻

先週の土曜日は、高尾でいとこの結婚式がありました。

北海道から両親・祖母・叔父叔母が来るので、羽田に迎えに行き、それから向かう予定でした。

羽田には9:30についたのですが、到着ロビーで掲示板を見てみると、当初の到着予定が9:25だったのが、変更になって9:17になっておりました。

遅くなることはあっても早くなることがあるなんて珍しい、と感心していたのはいいのですが、あたりを見渡してもうちの親戚がいる様子がありません。15分待っても現れる気配もないので、「9:17着で30分も経っているのだから、これはもしや、私より先に到着して、待ちきれずに先に行ってしまったか?」と思い、私は後を追うべく電車に乗ることにしました。

と、出発を待つ電車に乗ったまさにそのとき、電話がかかってきました。
時計は9:50を過ぎたあたり。結局、今ロビーに到着したのだとか。

掲示板には着陸時刻じゃなくて、ロビーに到着する見込み時間を書いてくれないかな、と思う私です。

着陸は予定より早くて、結局降りてくるのが30分遅れって、どういうことだ?

まぁ、その程度の遅れは織り込み済みだったので、この時点で遅刻する見込みはありませんでした。

事件はこの後起こります。
親戚たちは立川のホテルを予約していたため、先にホテルに寄り荷物を預けて高尾に向かう予定でした。ホテル近くの高島屋でそばを食べ、駅に向かおうとしたまさにそのとき、突然の豪雨と雷。

あんな激しい雷が落ちたのを聴いたのは久しぶりです。

そんなわけでデパートの前で足止めを食らった私たちが、雨脚の弱まったすきに駅に着いたときには、中央線は運転見合わせになっておりました。

直接高尾に行く交通手段が失われました。
モノレールも止まっていました。
タクシー乗り場はあり得ない長さの行列。

土地勘のない人間たちがない知恵を絞った結果、バスで高幡不動まで行き、京王線に乗り換えることになりました。しかしこのバスがまたすし詰め状態で、しかも道路が大渋滞。結局高幡不動まで1時間かかり、なんだかんだとしているうちに、高尾の教会についたのは開始の2時間後。

予定では披露宴は終了している時間ですが、私たちのために開始を1時間遅らせてもらっていたため、なんとか後半の1時間は出席することが出来ました。
美男美女の新郎新婦の晴れ姿も見れて、後半だけでしたが、いい披露宴でした。

災難といえば災難ですが、ある意味当事者全員にとって忘れられない思い出になったと考えると、後々まで語られる印象深い日になって、良かったのかなぁと思います。

余談ですが、翌日は家族親戚を見送るついでに、立川から新宿に寄り道して、東京都庁を案内しました。

下から都庁を見上げた家族親戚のリアクションが、「高~い!」と予想通りだったのでなんだか嬉しくなりました。

私も、8年前に初めて都庁を見たとき、同じリアクションをしたのです。
札幌にはこの高さの建物がないので、素直にその高さに驚愕してしまうのですね。

ちなみに、
・東京都庁 243m
・JRタワースクエア(札幌駅に直結のビル) 173m
・さっぽろテレビ塔(JRタワースクエアが出来る前はこれが札幌で一番高かった?) 147m
です。

そのとき祖母が「イナバウアーしないと見えんねこれは」とつぶやいたのですが、う~ん、その年齢にしてそのセンスは若い!と感心してしまいました。
私も見習わねばなりません。

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