[Ruby] 日本Ruby会議2009は東京で開催

日本Ruby会議2009

昨年はつくばで開催された日本Ruby会議ですが、今年は東京で開催されるということで、去年、どうしようかなあと迷っていていけなかった東京近辺の方(私含む)や地方の方も今年は!と思っていらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私も、今年は行きたいなあと思っております。日程が7/17(金)〜7/19(日)ということで、7/17は絶賛仕事中の予定ですので難しいですが、土・日なら行けます。このあたりは、純粋なビジネスイベントと違って休日を含めた日程になっていることが幸いしたという感じです。

エントリー開始はまだのようなので、忘れないようにしないと・・・。

[Ruby] Rubyアソシエーションに「運営委員会」、CTCやサンら5社が参加(@IT)

おととい、@ITに掲載されていた記事です。

Rubyアソシエーションに「運営委員会」、CTCやサンら5社が参加

エンタープライズ領域でのRuby利用を促進していく目的ということですが、CTC、楽天、イーシーワン、NaCl(ネットワーク応用通信研究所)まではお馴染みのメンバーという感じで、Rubyをウォッチしている方なら誰でも納得だと思います。CTCは会社を挙げてRubyでの開発案件を推進していらっしゃいますし、グループ会社のCTCテクノロジーではNaClのテキストを使った研修カリキュラムも提供しています。楽天はまつもとさんをフェローとして迎え、Rubyでの先進的な研究にも力をいれています。イーシーワンの最首社長は今やビジネスRubyのカリスマとも言える存在です。NaClは説明不要でしょう。

ここでやや驚くのは、サン・マイクロシステムズがこのメンバーに入っていることです。もちろん、JRubyへのコミットメントを見れば、会社としてそれなりに力を入れているのはわかるわけですが、このタイミングでRubyアソシエーションにも名前を連ねてくる、というのはサンもかなり本気なのだ、と受け取ってもいいのではないでしょうか。

エンタープライズでRubyが広がる、というのが、どういう展開を指すのかは人によってもニュアンスが違うでしょうし、もしかすると上記の5社の間でも、温度差があるのかもしれません。が、仮にそれが「Javaがシェアをとっている領域に進出し、適材適所でJava/Rubyの棲み分けを進めていく」というようなものを指しているのだとすれば、やはり業界に影響力を持つようなベンダーがRubyへの「コミットメント」を表明し、かつエンタープライズでこれだけできる、という「事例」をどんどんと出していかないといけないでしょう。そうしないとユーザー企業も安心してRubyを採用できないでしょうし、中小SIも上流ベンダーからの発注が少なければRubyの開発経験も積むことは難しいだろうと思うのです。

こればっかりは、ウチのような弱小零細企業がワーワーわめいてもどうしようもないことなので、 是非、業界内に影響力を持つベンダーの皆さんに頑張っていただきたいですね。

[書籍] 「JavaプログラマのためのRuby入門」という書籍が出るそうです

普段から、RSSで購読させてもらっているrecompile.netさんのところで、『JavaプログラマのためのRuby入門』が出版されます というエントリがありました。

弊社でも定期的に「JavaエンジニアのためのRuby1日入門」というコースを細々と開催していますが、いよいよ国内の出版でもそういった書籍が出てくるのですね。著者の方々も著名な方々ですし、私も是非買って読みたいと思います。

[PDA][雑記] まつもとさんが現役のPalm使いだった

PDAというカテゴリでエントリあげるのは2年半ぶりです。

GoogleリーダーでRuby原作者まつもとゆきひろさんの「Matzにっき」を読ませていただいてますが、ある日のエントリでまつもとさんがHandspringのVisor Edgeを愛用されていることを知りました。Handspring社は今は無いのですが、Treoというスマートフォンの元祖みたいな(何をもって元祖かというのは議論があると思いますが・・・)マシンを世に送り出したすごい会社です。

Visor EdgeはPalm社PDAの互換機みたいなものを作っていた、PC-98時代のEPSONのような、というとたとえは古いですが、乱暴に言うとそういう会社の製品なのですが、確かもともとHandspring社自体がPalm社からのスピンアウトだったはずで、当時は非常に評判が良かった製品です。

送信者 blog

何を隠そう、私も今でも現役でPalmのPDA(PalmT|X)を使ってます(上の写真が私のT|Xです)。用途は主にスケジュール管理とTODO管理ですね。これだけは未だにPalmを超える軽快さで使えるPDA・スマートフォンがないので、乗り換えることができません。ちなみに私のPalmは画面や前面のハードキーは問題ないのですが、電源ボタンが利かなくなっていたり、液晶画面を覆うカバーが破れて無くなっていたりとか結構酷い状態ですが、画面とハードキーが生きている限りは、まだまだしばらくは働いてもらうつもりです。

ミーハーな私はまつもとさんが同じPalm使いであったというだけで、嬉しくなってこんなエントリをあげてしまうのでした。どうもすいません。

[Rails] Rails3はMerbと統合される

というニュースが、昨日くらいから出てきています。

正直、Merbという単語自体はRuby関連のブログやサイトで最近よく目にしてはいるのですが、どんなものなのかは私自身まだキャッチアップできていません。

Rails3のベータリリースが来年5月くらいを予定されているようですが、Railsのバージョンアップは本当に早くて、研修事業者泣かせですね。Railsに関しては、継続的な研修コース開催というスタイルももちろん大事なのですが、それだけではダメなのかもしれないなあ、と感じ始めています。この開発サイクルにフィットした研修のあり方を模索しないといけないのかもしれません。

とりあえずは、Merb自体の勉強からはじめないといけないですね。

[Ruby] 今日、明日Ruby講師です

 今日、明日と、先週と同じお客様のところでRuby研修の講師です。

このお客様は今年の春にもRuby研修でお邪魔しているのですが、こちらも春から比べると教材がバージョンアップしているので、時間配分やペースなどがうまく運ぶか、すこし緊張しますが、がんばります。

当ブログをご覧の皆様には、弊社独自の研修コースもありますので、よろしくお願いします。
Ruby研修>速習コース

[会社] Java/Ruby新コース開講記念キャンペーン バナーできました

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ナレッジエックスでは1月から3つのコースを新規開講いたします。

これを記念して開講記念キャンペーンを開催中なのですが、キャンペーン用のバナーがやっとできましたので会社Webの方にも入れました。小さいバナーもサイドバーに配置しています。

皆様も是非この機会にナレッジエックスの研修をご検討ください。

[Rails][会社] 研修が終了

3日間のRails研修が終了しました。

今回は内容も2.xベースになっていたこともあり、1.xベースの研修内容との違いや、2.xでの進化(特にルーティングやREST対応)を講義を行いながら自分でも再確認できたので、非常に意義のあるものでした。

しかし、頭の悪い私には、2.xのルーティングは、 CoCを若干崩しているような気がしないでもないのですが、そんなことはないのでしょうか。美しいリクエスト(URLとメソッド)が書けるところはクールだなあとは思うのですが、設定記述が増えてしまう場合があることが、なんとなく気になりました。

[Rails][会社] 明日からRails講師です

明日から、とある会社様のRails研修講師の案件です。

ちょうど去年の今頃も、Railsの研修講師をしていた気がするのですが、あれから1年が経ち、Railsも2.2になろうとしていて、今回使う教材の内容も1.xベースから2.xベースにバージョンアップしています。ちなみに、研修で使うIDEも去年の今頃とは違っています。

エンタープライズでも使える、という事例も少しずつ出てきつつあるものの、企業システムで使うには(特に日本の場合)あまりに早すぎるバージョンアップと仕様変更が普及の妨げになりはしないのかと少々心配な面もあるRailsですが・・・。

Javaはある意味、良い悪いはともかくとしてコモディティなテクノロジーになっていて、そこに登場する開発ソリューションも「誰でも簡単に使えるか」「多人数プロジェクトでも使えるか」というところにフォーカスされているのかなあという感じがします。

今のRailsはおそらくはそういうところを目指していないのかもしれません。少数精鋭、新しいチャレンジに貪欲、そんなベクトルを持った人が挑んで、劇的な結果を生む開発ソリューション、といったところなのでしょうか。

[Ruby][会社] 「JavaエンジニアのためのRuby1日入門」11月度開催

本日、「JavaエンジニアのためのRuby1日入門」11月度が開催されました。今日は撮影してくれるスタッフがいないため、写真がアップできず、臨場感が少ないと思いますがご了承ください。今回は9:30~16:30というタイムスケジュールでの開催で、会場が9:00からしか使えないため、準備時間が最大30分(開場時刻が9:15なので、実際は15分)しかありません。そんなタイトなスケジュールだというのに、今日は東横線が人身事故で遅延していて、目黒線廻りで渋谷に向かう羽目になり、見事に9:00を過ぎての到着となってしまいました。受講者の皆様のPCはなんとかセットアップが間に合ったのですが、講師PCは開場時間後も密かに?セットアップをぎりぎりまで行っての開始となりました。

6時間という時間は長いようで短くて、今日も途中までは、早めに予定の内容が終わってしまうのではないかと思いましたが、後半の内容がなかなか歯ごたえのある内容のため、結局はぎりぎりまでかかって、ほぼ定刻どおりの終了となりました。Ruby文法の研修で1日は短いのではないか、と思われるかもしれませんが、当コースはRuby on Railsの習得を見据えたカリキュラムになっていますので、Rubyの文法を全てもれなく網羅する、というよりも、Railsの学習を進めるために必要 十分な知識を得ていただく、というのが主目的となっております。さらにJavaエンジニアにターゲットを定めることで、前提知識のレベルを高め(プログラミングが初めて、という受講者の方がいない)に設定しているために、内容もコンパクトにすることが可能なのです。

Javaエンジニア・インストラクターだった自分が独学でRailsを勉強した際に、実際に躓いたポイントなども教材内容に反映していますので、 JavaエンジニアでRuby/Railsに興味のある方には共感していただきやすいコンテンツになっていると考えています。もしくは、Railsを少し 勉強してみたんだけど、文法の違いにとまどってしまって挫折してしまった、というJavaエンジニアの方にもフィットすると思っております。

1月からは、当コースに加え、Railsの基礎を学ぶ「JavaエンジニアのためのRuby on Rails入門」がいよいよスタートします(バナーは鋭意作成中です)。是非、ご検討ください。新コース開設キャンペーンと、早割価格適用で、オトクに受講できます!

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Ruby on Railsインストール道場(1)」「Ruby on Railsインストール道場(2)」もよろしくお願いします。12月は平日で1日にまとめての開催を予定しております。

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