[VirtualBox][Tips] Bridged Networkでブリッジ接続が簡単に

Linuxのちょっとした試験用のサーバ環境を作りたいときなど、マシンを用意せずにいつものデスクトップPC内で仮想的に準備できてしまう仮想化ソフトウェアは非常に重宝しますよね。

そんな仮想化ソフトウェアでお気軽に試せるものとして私が個人的に気に入っているのが「VirtualBox」です。動作も安定していますし速度もそれなりに出ます。

ただ、ちょっと面倒なのがネットワーク関連の設定です。

たとえば試験用のLinuxサーバをVirtualBoxで作りたい場合、仮想化環境(ゲストOS)からインターネットに接続できるようにする必要もありますし、外部(ホストOSやそのネットワーク内のマシン)から仮想化環境にアクセスできるようにする必要もあります。

ちょっと前までのVirtualBoxでは、VirtualBox用のホストインターフェースというのを作成し、通常のネットワーク接続(有線LANや無線LAN)との間にブリッジ接続を作成しなければなりませんでした。しかも、無線LANとのブリッジはうまく機能しないことが多く、ノートPCなどで無線LANで外部に接続している場合などに不便でした。

最新のVirtualBox(2.2.4で確認)では、仮想化環境のネットワークに関する設定に、「Bridged Network」というのが追加されていて、これを使うと上記の「ホストインターフェースを作って通常の接続とブリッジする」ような操作をより簡単に行うことが出来ます。さらにうれしいのが、無線LANとのブリッジもきちんと動作することです。これによってVirtualBoxはさらに便利になったと思います。

[Java][フリー教材] フリー教材 Struts編 2009年5月のダウンロード数

2007/7/31に公開をはじめましたフリー教材「Struts1日入門」ですが、おかげさまで、2009年5月度のダウンロード数が「387件」となり、同教材のダウンロード数として月間で過去最多となりました。ちなみに5月末までの累計ダウンロード数は「2,805件」となっております。

いつも多くの方にご覧頂きまして、誠にありがとうございます。教材に対するご意見、ご感想、ご要望、間違いのご指摘などございましたら、弊社HPのお 問い合わせフォームや、こちらのブログへのコメントでも結構ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

また、コンテンツにご興味をお持ちの方には、これらのコンテンツをベースとしたカスタマイズコースの開催も可能です(Struts編についても、既に開催実績があります!)ので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

フリー教材のページはこちらです。

[雑記] 世襲、ってそんなに悪いことなんでしょうか

なんとなく、最近のニュースなどを見ていると、「世襲制限」という言葉がよく聞かれますね。

日常生活の中で「世襲」なんていう言葉を使うことは滅多にないので、「世襲」というとニュースにおける「政治家の世襲」が思い浮かぶことが多いのだと思うのですが、そのせいか「世襲」という言葉そのものが「悪いこと」の代表みたいなイメージになっているような気がします。

親の稼業を継ぐことが世襲であるとするならば、小売店や飲食店、農家の世襲だってあるでしょうし、会社の経営者の世襲だってあるでしょう。でも、先代の息子や娘が親の稼業を継いだからといって「あの店は世襲だ、けしからん」となることはほとんどないと思います。会社の経営者の世襲にしても、心情的には「けしからん」心理が働くことはあるかもしれませんが、結局はその世襲経営者がどのような経営をするかによって評価すればよいのです。2代目が初代よりさらに会社を大きくすることができたりするのであれば別に世襲でもかまわないと思います。もちろん世襲だから会社が安泰であるなどという保証はどこにもないわけで、おかしな経営をすればあっという間に市場から淘汰されてしまうでしょう。

ことに、政治家においては、日本は曲がりなりにも民主主義国家ですし選挙は普通選挙制です。たとえ、世襲政治家であっても、おかしな政治ばかりやっていれば落選の憂き目にあうこともあるわけで、そこは選挙民の選択に委ねられているわけです。

当の政治家のみなさんまでが、そろいもそろって「世襲はけしからん」みたいなことを言っておられるようなのですが、「世襲の何が悪いのか」という疑問を呈する政治家はいないのでしょうか。悪いのは、世襲そのもの、ではないような気がするのですが。

世襲は悪、みたいなイメージだけがあまりにも先行してしまうと、世の中のいろいろな世襲がないがしろになってしまい、残すべき技能や伝統文化のようなものがどんどんと失われてしまうのではないかという気がしてしまいます。職人さんの高い技能も、跡継ぎがいないばかりに後世に残らず絶滅していく、そんな例が多いと思うのですが、そういう風潮にこの「世襲は悪」のイメージが影響しているのではないかと、少々大げさかもしれませんが思ったりしています。

[研修][雑記] 自分もまだまだ成長が必要です

今日は、研修に関連して2つの感心させられる出来事がありました。

ひとつは、自分が4月に担当し、5月に別の講師の方に引き継いでいただいた新人研修について。もうひとつは、弊社とよくご一緒するパートナー企業の講師の方の講義での体験談についてです。

前者については、今日、5月の担当講師の方がまとめられた受講生についての評価レポートが送信されてきました。内容を拝見したのですが、個人別所感についての記載が、非常に的確かつ明快でしかも細かい個人の性格的な長所短所についても指摘されていて、似たようなレポートを作る仕事の多い私にとっては、とても参考になる内容でした。実はこのお客様の新人研修の評価レポートは、ここ数年私がまとめることが多かったのですが、正直なところそこまで深く描写できていなかったと感じています。自分ももっと質の高いレポートを作りたいと思うと同時に、その前提となるより高い指導力を身につけていかなければいけないと痛感した次第です。

後者については、新人研修によくありがちな、最終盤での総合演習(グループに分かれてひとつのアプリを作り上げるような演習)の進め方に関する体験談です。このパートナー企業の講師の方は、私と一緒に研修資料を作っていただいたり、そういった総合演習の進め方についてアドバイスさせていただいたりという関係なのですが、私がアドバイスさせていただいた以上に様々な工夫をされて いらっしゃるようでした。中には、私が思いもつかなかったような進め方や、アイディアがあったり、私が明文化できていなかったような講義進行のガイドを作られていたりと、これまた非常に参考になる話題が多くありました。自分も、それまでの経験にあぐらをかくことなく、さらに質の高い研修を提供できるように、研鑽を怠ってはいけないと改めて実感させてもらうことができました。

他の講師の方の様子を拝見したり聞いたりすることで、自分への反省点がいろいろと見えてきます。

当然ですが、自分もまだまだ成長が必要だということを、再確認させてもらうことができた日でした。

[雑記] 6月に入りましたね

今年も、気がついてみるともう6月に入っているのですね。

あと1ヶ月で2009年も半分終わってしまうわけです。

だんだん年を重ねていくごとに、月日の流れが速く感じるようになると言いますが、私の場合、今の会社を興してからはさらに加速度的にそれが感じられるような気がしています。