[雑記] この不況の中で

私が会社へ出社する通勤途中に、何件かたばこ屋さんの前を通ります。私自身は非喫煙者なので、たばこ屋さんに入ったこともないですし、通勤途中に通りかかるだけのたばこ屋さんの存在について意識したことはほとんどありませんでした。

ある日、あるたばこ屋さんの前を通ると、看板の塗り替え作業をしていました。私はてっきり、何か他の店に変わるから看板を変えているのかと思い、店の中をちらりとのぞいてみると、そのたばこ屋さんがなんだかキレイで明るい店内に変わっているではないですか。taspoというカードの導入が思うように進まず、自販機の代わりにコンビニやたばこ屋で直接たばこを買う人が増えたという話は聞いていました。実際、コンビニエンスストア業界の収益はたばこの売上げによって増加したというニュースもありました。こんな光景を見ると、やっぱりそのとおりなのかなあと感じます。たばこ屋さんは店頭での販売より、自販機での売上げが中心なので、店番はそこそこに、自販機をまわって商品補充や代金回収に時間を費やしているというのを、以前、何かのテレビ番組で見ましたが、このスタイルにも変化が生じていると言うことなのですね。

何でも無人で買えてしまう自販機から、対面販売へと販売方法が変化するというのは、この時代には珍しいことなのかなあ、と思った週末の朝でした。

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