会社法施行の影響って?

もうだいぶ時間が過ぎましたが、5月1日は会社法施行の日でした。
世間的にはどのくらいインパクトがあったのでしょうか?
ネットで見ているぶんには、あんまり大騒ぎにはなっていないように思えますが、
法務局とかは大混雑になったりしたのでしょうか?

会社法の特徴のひとつとして、

従来「調査および確認に膨大な手間がかかる」などとして批判の多かった
同一市区町村における類似商号規制が撤廃された。(Wikipediaより引用)

というのがあるんですが、これは結構危険な気がするんですがどうなんでしょう?
すぐ隣のビルに同じ商号の会社ができちゃうのってまずくないのでしょうか。
顧客の利便性とか、そういうのを考えると、同じ名前の会社がいくつもあるのは
あんまり望ましくないと思われるのですが。
資本金の制限もないから、同じ名前の会社がすぐ作れてしまうし。
(株式会社でも資本金1円、役員1名で作れますからね)

そもそも「調査および確認に膨大な手間がかかる」批判って、登記しようとする人
からの批判なんだろうと思うのですが、なにがいけないって、法務省が商号データ
ベースを私たちに紙ベースでしか見せてくれないから面倒くさいのであって、
商号データベース(電子のものが存在しているはずだが、まさかない?)にアクセス
できる端末をおいてもらって、商号の一部を入力して一発でポンと似たようなのを検索
できれば、さほど手間ではないと思うのですが・・・。

類似をどこまで許容するかの判定がグレイで時間がかかるっていうならわかるんですが。実際のところ、なんで類似商号規制をやめたのか、あさはかな私にはよくわかりません。

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