フレームワークの改修

このブログが稼働している自宅サーバでは、ブログ以外に草野球チームの出欠やイベント管理、帳簿システムなんかが動いていたりします。それらのシステムはかれこれ4~5年くらい前に作ったシステムなので、Java+Tomcatという構成で動いています。2002年から2003年当時というと、JavaのWebアプリといえばStrutsが流行る兆しを見せ始めた頃だったと思います。

当時、まだStrutsを詳しく知らなかった私は、Strutsを使わずに「なんちゃってWebアプリケーションフレームワーク」を勉強の意味も兼ねて自作していました。

このフレームワークを使って、上に書いた草野球チームの管理用Webアプリを作りました。規模も小さく負荷も少ないため、おかげさまで数年間なんとか無事稼働しています。

ところが、自宅サーバ稼働のためにダイナミックDNSを提供してもらっている業者さんの都合で、ページの中に必ず検索用のフォームを埋め込むことになりました。

これが、実はやっかいで、このフォームを埋め込んだせいで、アプリの一部の機能が動作しなくなりました。1画面にフォームが一つだけという前提で画面を実装している箇所が多いために、JavaScriptでフォームの値を書き換えるときのフォーム名が、「form[0]」になっているんですね。そうすると、画面の上部に検索用のフォームなんかが追加されてしまうと、値の書き換えがうまく行かなくなって動作が狂ってしまうのです。

幸いにして、フレームワークの一部のデフォルト動作を改修することで事なきを得ましたが、改修したクラスのJavadocを見ると、最終更新が2003年となっておりました。このクラスだけ見れば、実に4年ぶりに改修したことになります。

4年前って、自分はいったい何をしていたんだろうか、と思わず回想してしまいました。短いようで長いですよね、4年という歳月は…。

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