HANDYBIKEの使い道

実は、私はHANDYBIKE(6インチ)を持っている。
普段乗っているのは、ブリヂストンモールトン(BSM)なのだが、電車+中距離
の徒歩が必要な移動の場合に便利かなぁ、と思って2~3年前に通販で
購入したのだ。

最初のころは面白がって乗っていたが、しばらくすると使わなくなった。

上に書いたような「ありがちな想定の範囲内」の使い方だと、なんだか
ぜんぜん楽しくないからである。畳むと小さくなり電車に持ち込むのが容易
なのは確かだが、そんなにスイスイ走るわけでもなく、たいした走らない
自転車に乗るために、いろいろ面倒な思いをするのがどうもスマートじゃない
感じなのだ。手段が目的化している顕著なパターンである。

「だったらBSMで直接行けばいいや。走りはこっちのほうが楽しいし」
という結論になるわけだ。

そんなこんなで、楽しい使い道があまりないままであったHANDYBIKEに、
最近ひとつ適した使い道と思われるものを発見した。

「散歩」である。

歩くスピードと同じくらいの速度で走ると、結構楽しいのである。
しかも、いつまでにどこへ到着するという制約を外す、これが重要。
一緒に歩いている人がいてもちょうどよいスピードで移動できる自転車、
散歩のお供にぴったりなのである。

あくせくしていると、この自転車の楽しさはわからないのかもしれない。

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