[会社][研修] 閑散期を乗り切るための仕事とは

@ITのエンジニアライフでも以前書いたことがあるのですが、

IT研修インストラクターは季節労働者?

弊社のようなタイプのIT研修業者は、春夏が忙しく、秋冬がのんびり、というサイクルで働いています。もう、そういうものだと割り切って毎年過ごすのも、もちろん一つのスタイルなのですが、やはり会社的にやっていくとなると、時期によって売上が大きく変動するというのは、なるべく避けたいところです、というより、秋冬にももっと仕事が必要ということなんですが。

私も世間知らずなので、IT研修業者ならどの業者さんも(大手SIの子会社とかでなければ)同じようなサイクルで仕事をされているのかと思っていたのですが、そうではない業者さんもいます。

一つは、資格対策研修をしている業者さんです。資格といってもOracleマスターとかSJC-Pとか、いわゆる年中受験できるようなものではなくて、基本情報処理とかの国家資格系のものです。なぜ、これが閑散期に強いかといえば、国家資格は受験時期が決まっているからです。たとえば、4月に国家資格の試験があれば、おのずと準備期間は1~3月という感じになりますよね。普通のIT研修なんかですと、1~3月は最も集客が苦しい時期なので、うらやましい限りです。

もう一つは、研修コンテンツの改訂業務を委託されている業者さんです。弊社も、大手の教育ベンダーさんなどの依頼で、研修コンテンツの開発・改訂をする機会があるのですが、これが閑散期にはまると、仕事もあるし売上もあがるしで、とてもありがたかったりします。まあ、ベンダーさんの都合によっては、繁忙期とかぶってしまうこともあって、悩みどころでもあるのですが。

弊社も頑張って、繁忙期と閑散期の差が少なくなるように=全体の売上が上がるようにしていきたいと思っております。