本日、弊社の本店移転の登記申請を法務局に提出してきました。実際に、本社として移転先を使い始めるのは３月からなのですが、なぜまたこんなに早く登記申請をしないといけないのかといいますと、今回は、本店の移転と、社名変更の両方を行うからなのです。
本店の移転と社名の変更は、それぞれ別々に登記しないといけないのですが、これらは同時に行うことはできません。社名変更の登記をしてから本店の移転登記をするか、本店の移転登記をしてから社名変更の登記をするという順序でなければいけないのです。
弊社では、今回本店移転を先に登記し、その後、社名変更の登記をすることにしました。本店の移転登記は、登記申請を提出すればその時点で完了、というものではなく、登記が完了するまでは何日かの日数がかかります。同一の管轄内（たとえば大田区内での移転）であれば、一週間程度、管轄外への移転（弊社の場合、大田区から品川区なのでこれにあたります）の場合は、１０日ほどかかる場合もあるそうです。続いて社名変更の登記を行うためには、本店移転の登記が完了していないといけません。社名変更の登記は、3/1に臨時株主総会で決議した翌日に提出する予定なので、それまでに移転が完了しているように、余裕を見て早めに移転登記を行ったというわけです。
実際のところ、登記上の本店住所は、必ずしも本社として使っている住所でなくても良いということなので、設立時の登記（自宅）のままにしておいても良いのですが、やはりなんとなく実態に合っていたほうがいい（管轄の役所なども会社の近くになりますし）ということで、そうしています。
ちなみに移転登記、 社名変更登記にはそれぞれ６万ずつの登録免許税がかかります。手続きはあっという間ですが、値段はそれなりにかかりますのでひょいひょいとはできないんですよ。