[雑記] 寒いですね、自転車は・・・

私をよく知る方ならご存知とは思いますが、私は普段自転車通勤をしております。自転車好きな方でも、冬は寒いのでちょっと・・・という方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも北海道出身の私にとってみれば、自転車に乗れるようになってから、上京するまで20年近くの間、自転車に乗れるのは1年の間に半年位しかなかったわけです。北海道は1年の半分は雪が積もっていますから、その間は自転車に乗れません。冬の間も自転車に乗っているのは、新聞配達のバイトをしている学生か、内地から来た大学生くらいでしたね。

そういえば、前者に関しては私も学生のころ新聞配達のアルバイトで真冬に自転車に乗っていたことがありました。マンションの駐車場で思いっきり路面で滑って転倒して配達する新聞がほとんどダメになってしまったりとか、あるとても寒い日に、配達の途中(まだ半分位残っているくらい)でタイヤがパンクしたりして、かなり泣きそうな思いをしたような気がします。まあそんな調子なので好きで冬に自転車乗ることは普通はありません。北海道で冬に自転車に乗っていたのは、後にも先にもその時期だけです。

後者の学生といえば、多分、札幌駅の北に位置する某国立大には、内地からはるばるやってきた「冬は自転車に乗らない」という感覚をまったく有していない学生がたくさんいたと思われます。ですので、某国立大の周辺ではかなりの数の自転車が真冬にも関わらず走っていました。当たり前ですが自転車でいくべき道のりを徒歩にすれば、当然より多くの時間と体力が必要になりますから、怠惰な学生には耐えられないですよね。そんな光景を見て、地元のおばちゃんたちなんかは「冬に自転車乗るなんてどうかしてるわよね」と眉をひそめていたに違いありません。

何が言いたかったのかというと、東京は冬も雪が無いので、私にとっては少々寒いくらいでは、自転車に乗らない理由にはならないということなのです。まあそんなに力説しなくてもこちらの方にとっては至極当たり前なことなのかもしれません。文化の違い?というやつでしょうか。

そんな私ですがやはり寒いものは寒いので、最近は帰り道に空気が冷たすぎるせいか、室内と屋外の寒暖差が大きすぎるせいなのか、信号待ちをしていたりすると咳が出てきます。風邪でもひいたかのかと思って帰宅すると咳が止まるので、ああ、これは寒さのせいなのかな、と気づく次第です。

普段はあまり思わないのですが、自転車に乗っていると、春が待ち遠しいなあ、とついつい思ってしまいます。仕事的には、春は忙しいのでそれはそれで大変なのですが・・・。