[Rails][Tips] Capistranoのちょっとした仕様変更?

私が、CapistranoというRailsに適したデプロイツールをきちんと調べだしたのは去年の冬くらいからなのですが、そのときは確かCapistranoのバージョンは2.0か2.1くらいだったように記憶しています。

先月くらいでしょうか、弊社で来月から開催する「Ruby on Railsインストール道場」 の動作確認で、会場となる東宝ビル別館のPCルームでCapistranoのインストールをして動作させてみたことがあるのですが、いくらやってもデプロイがうまくいかないのです。

そのときは、何も考えずに「gem install capistrano -y」としていたのですが、実はこのときインストールされたCapistranoのバージョンは2.4でして、バージョン管理システムにログインする際のユーザー名を指定するプロパティ名は「scm_user」だったと記憶していたのですが、バージョンが上がって、どこかのタイミングで「scm_username」にかわったらしく、しかも「scm_user」というプロパティ名は無効になってしまっていたのです。そのためバージョン管理システムへのログインに毎回失敗していた、という顛末でした。

現在のバージョン(マイナーアップされた2.4.3とか)では下位互換性も確保されているのだろうとは思いますが、 その当時はとても焦ってしまった記憶があります。