社会保険事務所関係への書類提出

今年も、社会保険事務所へ2種類の書類を提出する時期がやってきました。

ひとつは、「賞与支払総括表」といって、役員や従業員に賞与を支払った場合に、その内容を申告するための書類です。弊社の場合、役員報酬(私の給料)は年俸ですし、いわゆる「ボーナス」というイメージのように賞与を業績に応じて上げ下げすることはできないことになっているので、月給以外に賞与を払うと、事務処理が増えるだけであまりメリットがありません。そのため、弊社は今のところ賞与を支給していません。一応、社会保険事務所に対しては「支払予定月」として6月、12月を申告してあるので、その月になると、「賞与支払総括表」が送られてきます。これは支払がなくても提出しないといけないものなので、弊社も半年に一度書いて提出しています。

そしてもう一つは「標準報酬月額算定基礎届」です。私も会社をつくるまで知りませんでしたが、社会保険料(健康保険、厚生年金)というのは、基本的に4~6月の給与の支払実績に応じて7月からの1年間の額が決定されるのです。もちろん、ズルをする人(4~6月に給与を少なくしておいて、7月から大幅に給与を上げて社会保険料の支払額を少なくする)がでないように、一定以上の給与の変動が3ヶ月以上続いた場合は、これ以外の時期でも別途申告しないといけないのですが、大きく変動しない場合は、この時期が算定の基本です。

弊社は3期目なので、もう何度かこれを書いているのですが、毎回、書き方を忘れてしまい、添付の記入例とにらめっこしながら書く羽目になっていました。今年は、前年度の記入書類を控えてあることを思い出し、それを参考にしながら書いたので、多少は早くできたと思います。