書籍「JavaからRubyへ」を買いました

オライリーから、こんな本が出ているのを最近知りまして、今日の帰り道、早速購入しました。この本は、副題が「マネージャのための実践移行ガイド」となっていることからも、技術本ではなく、Rubyの導入を促進するための啓蒙書であることがわかります。まだ、パラパラとめくっただけなので、書評的なものは述べられませんが、この書籍が出ること自体、市場の中でのRubyの位置づけを示すものだといえるでしょう。

私の感覚では、Rubyに移行するのに一番向いているエンジニアは、PerlエンジニアでもPHPエンジニアでもC/C++エンジニアでもなく、Javaエンジニアだと思うのです。オブジェクト指向言語の素養を持ち、Webアプリケーションが当たり前の土壌で成長してきたJavaエンジニアであれば、Ruby(およびそのWebアプリケーションフレームワークであるRubyOnRails)を理解するのに、ほとんど障壁がないはずです。

弊社では、6月中の開始を目標に、「JavaエンジニアのためのRuby言語入門(仮題)」というトレーニングコースをスタートさせたいと考えています。JavaとRubyは似たところもあるのですが、違いも多くあります。しかしその違いは、決して埋められない深い溝などではなく、橋を架ければ容易に克服できるものです。弊社がその橋渡しをお手伝いをできればと思っています。Ruby(およびRubyOnRails)に興味をお持ちのJavaエンジニアの皆様、ご期待ください。