子供にケータイを持たせる戦略(1)

社団法人 電気通信事業者協会の発表によれば、日本の携帯電話の契約数は、平成19年2月現在でおよそ9576万にのぼります。一方、日本の15~64歳の総人口は、総務省統計局の発表によれば、およそ8341万人とのことです。

普通に考えて、高校生、大学生、社会人の人たちにはほぼ携帯電話が行き渡ってしまっていると考えていい状況です。

とすれば残る活路は15歳以下、65歳以上の人たちに携帯を持ってもらうしかありません。
年配の世代のほうは、時が経てば今の現役世代がそのままシフトしていって、次第に普及率が高まる可能性が高いですが、子供世代の方は、積極的に利用を推進していくことが求められるでしょう。

そんなわけで、携帯キャリアは各社とも子供世代に携帯を使わせようと熱心です。
携帯売り場に行くと、製品のカタログとともに、子供に携帯を使わせようとする啓蒙冊子が置かれています。

私の探し方が悪い可能性もあるのですが、ソフトバンクとウィルコムはその手の冊子が見つかりませんでした。ソフトバンクに関してはボーダフォン時代に冊子とは行かないまでもチラシ的なものを出していまして、それは手元にあります。

・・・というあたりで、長引きそうなので翌日に続きます。